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== ミステリ古典 ==

誰の死体?

創元推理文庫
ドロシー・L. セイヤーズ

★★★



貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿が難事件に挑む英国ミステリの逸品

【あらすじ】
ある朝、建築家のフラットの浴室で見知らぬ男の死体が発見された。
しかも男は全裸で身につけているものは金縁の鼻眼鏡だけ。
一見すると貴族のようだが
遺体には労働者階級を思わせる痕跡も。
一体これは誰の死体なのか? 
解決にあたるのは、デンヴァー先代公妃を母にもつ
貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿。
クリスティと双璧をなすと言われるミステリの女王
ドロシー・L・セイヤーズの記念碑的作品!

【読みどころとポイント】
読みどころはもちろん
皮肉とユーモアとウイットに富んだ会話を連発しながら、
事件を解決に導く貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿のキャラクター。
脇を固める従僕のバンターや警察のパーカーも助演賞もの。
個人的には母親のデンヴァー先代公妃が好きですね。
虫眼鏡で現場の痕跡を仔細に観察し
“はんはん”と言いながら独自の推論を組み立てる
古き良き時代の探偵ものの雰囲気がたっぷり味わえます。
名探偵ぶりを際立たせるために
警察の捜査も無能に描かれている点など
黄金期のミステリには多く見かけられる点もあります。
犯罪にいたる動機やトリックにも
現代ミステリに精通した読者なら
首をかしげる人も多いと思いますが
英国貴族社会の気品あふれる会話や博識を好む人には
好きになること間違いなしの作品。
論理的な推論構築よりも
心理的なかけひきに重点をおいたことも
E・クイーンやヴァン・ダインの作品とは趣を異にし
独自の世界観を際立たせています。
一時絶版でしたが、1990年代に入って新訳で再販され
現在は入手もしやすくなっているので
興味をもった方はぜひ手に取ってみてください
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┃ テーマ:ブックレビュー ━ ジャンル:小説・文学

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