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== 現代ミステリ ==

二流小説家

デイヴィッド・ゴードン
ハヤカワ文庫
★★

二流

冴えない二流小説家ハリーが巻き込まれた連続殺人事件

【あらすじ】
中年作家のハリーは、SFからヴァンパイア小説、ポルノまで
様々な執筆で何とか生計を立てているも、
彼女には愛想をつかされ冴えない日々を送っている。
ところが、そんなハリーに逆転のチャンスが訪れた。
服役中の連続殺人鬼から告白本の執筆を依頼されたのだ。
殺人鬼の面会に刑務所へ赴くハリーだったが
それは思いもよらぬ連続殺人の幕開けだった。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作

【読みどころとポイント】
何なんでしょう。この小説は。
帯には「全米を欺いた三冠海外ミステリ」とうたわれているが
まったくもって理解出来ません。

たいしたドンデン返しがある訳でもなく
グロテスクな描写ばかりがクローズアップされ
主人公のハリーも連続殺人にドタバタを繰り返すだけ。

犯人の造形もありきたりです。
陰惨な事件が頻発するにもかかわらず
全体のトーンがコミカルで雰囲気がミスマッチ。

随所に挿入されるハリーの小説(作中作)も何らかの伏線かと期待するも
最後までたいした意味を持たず片手落ち。
最後の数行で思わせぶりな記述があるものの
オチを曖昧にしただけの尻切れとんぼで終わっている。

新刊文庫で1,000円もしますが、コスパ悪すぎです。
唯一の救いは、ハリーと彼をとりまく登場人物(特に女性)のキャラが
うまく書けていて会話のテンポやセリフ回しが良いこと。

むしろミステリよりもハートウォームなラブコメの方が
この作家はいきるんじゃないかなあ。
残念ながら、ミステリとしては二流小説でした。
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┃ テーマ:ブックレビュー ━ ジャンル:小説・文学

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