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== 警察小説 ==

ウォッチメイカー

ジェフリー・ディーヴァー
文春文庫
★★★★



正確無比な連続殺人者と科学捜査・監察の天才ライムの熾烈な頭脳戦!

【あらすじ】
ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわれた。
被害者が死に至るまでの“時間のかけ方”にこだわる残忍な手口。
いずれの現場にもアンティークの時計が残されてい た。
しかも犯人が同じ時計を十個買っていることが判明。
四肢麻痺で科学捜査・監察の天才リンカーン・ライムは
尋問のエキスパートであるキャサリン・ダンスととも に
史上最大の難敵に捜査を挑んでいくが…。
シリーズの最高傑作と評されるベストセラー作品。

【読みどころとポイント】
恥ずかしながら、ジェフリー・ディーヴァーは初読。
映画でボーン・コレクターを観たくらい。
噂に違わず、緻密な構成。どんでん返しの連続。
結論は、さすがのベストセラー作品だった。

完全犯罪の遂行に至福の喜びを感じるウォッチメイカーと、
科学捜査・監察のエキスパートであるリンカーン・ライムの
ハイレベルな頭脳戦には、ホントに舌を巻いてしまった。

主人公であるライムは自分にも部下にも厳しい規律を課しており、
頑固で喰えない堅物のキャラクター。
(映画ではD・ワシントンが好演)
読者の共感をあまり呼びそうにも無いが、
周りを固める個性豊かな捜査陣が人間味溢れていて、
素晴らしいチームプレイを披露してくれれる。

今回は尋問のエキスパートであるキャサリン・ダンスが加わり
これまで以上に(読んでないが)捜査内容もぐっと厚みを増した。
そのチームをもってしてもこのウォッチメイカーは相当に手強い相手だ。
時計が寸分違わず時を刻むが如く、正確無比に完璧に犯罪を遂行していく。
頭が良すぎて憎たらしさよりも、畏敬の念すら抱いてしまうほどだ。

リンカーン・ライムシリーズの最高傑作の呼び声も高いそうだが、
その通り、確かにハイレベルの作品に仕上がっている。

これまで、高水準の作品で読者を欺き続けてきた作者だけに
これくらいの内容にしないと読者は納得しないのだろう。
それだけに、やや作り込みの感があり、
かえってそれをマイナスポイントと評価する読者も多いはず。
天才作家の宿命か。ツラいね。

作者のディーヴァーが毎回ライムに課すハードルは高く厳しいが
それは作者ディーヴァーにとっても、超えなければならない壁なのだ。
ライムとディーヴァーの厳しい戦いから今後も目が離せない。
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┃ テーマ:ブックレビュー ━ ジャンル:小説・文学

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