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== 海外歴史小説 ==

カエサルを撃て

佐藤 賢一
中公文庫
★★★☆



ローマに反旗を翻す悪のヒーロー、ウェルキンゲトリクス!


【あらすじ】
ローマの侵略に苦しむガリア部族をまとめあげ
反旗を翻す若き闘将ウェルキンゲトリクスと、
ご存知ローマ軍総統カエサルの戦いを書いた歴史小説。
ポンペイウスの台頭に劣等感を感じるカエサルに
圧倒的な力と悪でローマに立ち向かうウェルキンゲトリクス。
激戦の果てに二人がたどりついた結末は?

【読みどころとポイント】
今回はミステリではありません。
古代ローマ、カエサルの時代を描いた歴史小説です。
最近は歴史小説もよく読みます。
歴史そのものが壮大なミステリですから。

でもって、今回は佐藤賢一です。
とにかく、ガリアの闘将ウェルキンゲトリクスの
圧倒的なキャラクターが強烈!
美しくも残虐な悪がローマを恐怖の底に陥れる物語の凄さよ!

一方のカエサルは老いと薄毛を悩み
世間体を気にしながらガリア戦記を必死に脚色中。
小心な姿をひた隠しながら
部下の前では冷静沈着を装う
不甲斐ないリーダーとして描かれている。

これまでのカエサル像を払拭したことで
若さと力を武器にローマ反撃を指揮するウェルキンゲトリクスを
一層引き立たせていることに注目!

それにしても、何と残虐なヒーロー像を描いたこと!
カエサルの妻をさらってやりたい放題。
これでもかの性描写。(映画化できません)
気に入らなければ見方でも何でも簡単に殺しちゃいます。
品格なんて言葉はウェルキンの辞書にはございません。

しかし、この圧倒的な悪の力があったからこそ
ガリアの民は結束するのです。
ガリアがローマ相手にどんな戦いを挑むのかも見所です。
はたして、カエサルは撃たれるのでしょうか?
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┃ テーマ:ブックレビュー ━ ジャンル:小説・文学

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