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古代カルタゴとローマ展

京都府京都文化博物館
特別展
★★★★★



古代地中海の覇者カルタゴの繁栄と交易の地に華開いた優美な文化

【展覧会の概要】
かつて地中海は古代世界の中心であった。
エジプト、ギリシア、ローマそれぞれの風土に培われた文化や美術の様式が、
人の行き来や貿易によって各地にもたらされ、
その土地の固有の文化と融合し新たな様式が生み出されてきた。
本展示会は古代地中海の世界を概観すると共に、
海洋国家の中心として繁栄したカルタゴの姿とそこに華開いた優美な文化、
古代地中海世界の壮大なドラマを美しい資料群とともに紹介する。

【見どころとポイント】
本展示を見たのは4月。
見てから記事のアップまでずいぶん時間がたってしまった。

古代カルタゴは、紀元前9世紀にフェニキア人の都市国家が建設した植民地である。
西地中海の交易で繁栄し、前4世紀には本国が衰退するも
カルタゴは海洋国家として大きく繁栄し歴史に名を刻むことになる。

その後、3度にわたるローマとの戦い(ポエニ戦争)で消滅させられたカルタゴは
100年後ローマの植民地として再建され再び繁栄の時代を迎える。

本展覧会は、交易や度重なる戦争、人々の流入などを背景に
古代地中海世界の壮大なドラマとカルタゴで華開いた優美な文化を
美しい資料とともに公開する展示会となっている。

第1ゾーンでは、「地中海の女王カルタゴ」と題し、
海上交易で繁栄したカルタゴの姿を紹介。

一番印象に残ったのは、軍港と商港を兼ねた円形上の港の模型。
ユニークな形で防塞の機能と商用としての利便性を両立した
この時代ならではの工夫が見られ興味深い。

カルタゴの英雄ハンニバルの展示コーナーは
黒と赤を基調に拡張高い展示で荘厳な雰囲気を醸し出している。
ハンニバルとゆかりの深い特別出展の「鎧」はとても貴重なものらしい。

第2章「ローマに生きるカルタゴ」のゾーンでは
ローマとの戦いを経て衰退と復興を成し遂げたカルタゴを
チュニジア国立博物館群の名品160点余を通して紹介。

なかでも圧巻なのは、約5メートル四方の巨大なモザイク。
キプロスやクニドスなどの地中海の都市や島々や魚たちが描かれ
当時の人々が地中海にはせた思いを堪能できる。

モザイクはすべて間近で見られるように展示されており
じっくりとモザイクタイルひとつひとつの美しさを鑑賞できる。
う~ん、実に美しい。

2009年の6月から始まった巡回展も終盤に突入。
現在開催されている浜松会場も5月30日までで、
その後にひかえているのは宮崎の総合博物館、
名古屋の松坂屋美術館のみとなってしまった。

まだご覧になっていない方はぜひ足を運ぶことをお薦めする。
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┃ テーマ:ブックレビュー ━ ジャンル:小説・文学

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== Comment ==

京都まで出向きたいくらいですが…
カルタゴとはめずらしい。古代ローマは、ポンペイがちょくちょくやってきますけれど、カルタゴというのは初めて。
巡回して東京方面へやってくるという話はないのでしょうか?
ディックさんへ
たしかにポンペイ展はホントに多いですね。
カルタゴの視点からローマの歴史を見られたのが良かったと思っています。
残念ながら関東圏での巡回は終わってしまったようです。
出張中に駆け足で見たので、私ももう一度ゆっくり見たいと思ってます。
他ブログ等での評判も良いようなので
延長巡回に期待したいですね。





        
 

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